準絶滅危惧種 セツブンソウ
2019年 03月 12日
ですが、セツブンソウを実際に見たことがなかったのです。
YAMAPという登山交流サイトで滋賀県東近江市甲津畑に咲いているという情報を得て、3月11日に見に行ってきました
甲津原地区に着いてウロウロしたのですが、見つかりません。
有名な花の観光地のように、群生地を誘導する看板もありません。
甲津原はいわゆる限界集落なのですが、誰かに聞こうと思っても誰も歩いていませんでした。
探し回って、中に入った道路脇にようやくこの看板を見つけました
田んぼの脇に可愛いセツブンソウが咲いていました
でも、10日夜から11日の早朝にかけてかなり強い雨が降ったのです。
雨に打たれてしなだれた群落がありました。
私が行った時にはセツブンソウはもう終わりかけでした(泣)
セツブンソウは、本来は積もった雪が融けた頃に咲く花です。
今年は暖冬で、甲津原でもほとんど積雪がなく、セツブンソウの最盛期は例年よりもかなり早かったようです。
永源寺地区まちづくり協議会のフェイスブックに、今年の最盛期のセツブンソウの写真が載ってました
セツブンソウは、2007年8月までは絶滅危惧II類だったのですが、現在は準絶滅危惧種になり、多少改善されてきているようですが、超希少種であることに変わりはありません。
盗掘される問題もありますので、具体的にどこに自生しているのかは伏せさせてもらいます。
群落の側には春を告げるフキノトウがたくさんありました(採ってませんよ~)