京都北山 桑谷山
2018年 10月 10日
10月8日に京都府で10番目に高い山の桑谷山というマイナーな山に嫁さんと登ってきました
9月に台風21号が関西を荒れ狂ったように通り抜けていきました。
猛烈な南からの風で平地でも大きな木が折れたりなぎ倒されたりと大きな被害をもたらしました。
今回、超初心者の嫁さんも一緒ですので、できるだけ標高差が少なくて、台風の被害のましな北斜面の山を捜して、京都北山の久多峠から桑谷山を往復しました。
京都市左京区の久多地区と広河原地区の境界にある久多峠
この地点で標高がすでに653mもあります
峠の東側の空きスペースに駐車しました
ここが桑谷山の登山口で、標識が全く無いのかと思ったら、登山口から少し上がった場所に小さく表示がありました
最初は杉林の中を進みます
最初は踏み跡は薄いです
登りだしてすぐに、いきなり巨大杉がお出迎えです
見た目以上に急な登りです
巨大杉に台風で倒れた木が乗っかっています
大きな杉が点在するいい感じの尾根道です
巨大杉
この山には関西電力の鉄塔がいくつかあり、鉄塔巡視路の標識があります
標高801mのピークにある1つ目の鉄塔
少し下ります
イワカガミの群落
このあたり登山道が荒れています
シャクナゲの群落
倒木によるフィールドアスレチックもどき
手のひらサイズの巨大キノコが大豊作!
採取して根元を裂いてみたら黒いシミが・・・
毒キノコのツキヨタケでぬか喜びでした(泣)
2つ目の鉄塔
中央に見えるのが比良山系の盟主の武奈ヶ岳
右側が、びわ湖バレイのトップの蓬莱山、左は琵琶湖テラスのある打見山
台風で倒れた木にとうせんぼですが、左から迂回します
左は、「花背の三本杉」のある寺谷峠へのルート
桑谷山東峰はすぐそこでした
「奥山保全トラスト」の私有地なんですって
その先の西峰に向かいます
東峰と西峰の間は倒木がさらに多いです
東峰まではルートがはっきりしていたのですが、東峰と西峰の間は踏み跡が薄いです
巨大杉の大きな枝が折れています
大きな杉2本が根元で合体しています
アスナロのヤブ
桑谷山の西峰に着きました
ここには、なぜか角の欠けた三角点があります
三角点は西峰にあるのですが、東峰のほうが少し高いです
帰りは同じ道を戻りました。
想像以上に倒木が多く、跨いだり避けたりする場所がたくさんありました。
一部荒れた場所もあり、山に慣れていない嫁さんには大変でした。
晴天に恵まれ比良山系や京都北山もきれいに見えました。
期待していたキノコは毒キノコだけと空振りでしたが、暑くも寒くもなく快適な登山日和でした。
今年はキノコ採りでの事故をよく聞きます。
意外と低山は登る人が少ない為か道が整備されてなく歩きつらく危険が潜んでいるので
お気をつけてゆかれてください。また思わぬ発見もありますね。
鞍馬から北はまだ通行止めになったままです。
毒キノコのツキヨダケは知ってはいたのですが、見つけたのは初めてです。
美味しいムキタケにそっくりで、見つけた時には小躍りしたのですが(泣)