奇跡の清流 銚子川
2018年 09月 26日
銚子川は、紀伊半島にある大台ケ原山系を源にする三重県南部を流れるたった17kmほどの川です
その源流のある大台ケ原は、日本一雨が多いと言われる山域です
長さがわずか17kmしかない川なのですが、その標高差はおよそ1400mもあるのです
ですので上流域は非常に急峻な流れになっています
流域にダムが無く、全て透き通った美しい流れが河口まで続く「奇跡の清流」と言われています
銚子川ではその透明度により、通常では見られない河口部での海水と淡水の境目が見えるのです。
海水は塩分を含んでいるためにユラユラして見えます。
これを銚子川では「ゆらゆら帯」と呼びます
海水は塩分を含んでいるために川の淡水より重く、下のほうがユラユラしているのが分かります
本当はどこの川でもこの現象は起きているのですが、めっちゃ透明な川じゃないと境目が見えないのです。
ゆらゆら帯を泳ぐ魚がいます
清流の女王と言われる鮎です
さらに、銚子川では珍しい光景が見られるのです
「空飛ぶボート」です
実際に空を飛んでいるのではなく、水が透明過ぎて浮かんでいるボートが宙に浮かんで見えるのです。
私も銚子川が超絶美しい事は知ってはいたのですが、まだ行ったことがありません。
番組を見て、ぜひ行ってみたくなりました。
11月のNHKスペシャルで「見えないものが見える川」という特集で、奇跡の清流 銚子川が詳しく紹介されます(期日未定)