粉もんピンチ!
2018年 09月 21日
先日京都に行った時に、私が京都で1番美味しいと思うたこ焼き屋の「すずや」に寄ってきました
場所はコチラ
たこ焼きがめっちゃジャンボ(蛸も)でふわとろでソースたっぷり、おまけに辛口ソースもあって超美味しいのです。
久しぶりに行ったら値段が変わってました(驚)
かれこれ30年以上通っているのですが、昔は8個300円だったと思います。
その後、350円→400円と徐々に上がっていき、8個から1個減って7個400円になりました。
去年の10月に小麦の製粉会社への政府売渡価格が値上がりし、今年の1月には7個450円になりました。
今年の4月、小麦の政府売渡価格はまた値上がりしました。
小麦の政府売渡価格は半年に1度見直しされるのですが、最近は毎回値上がりしています。
現在すずやのたこ焼きは8個で500円、7個では450円で、ほぼ据え置きなのですが、小麦粉がこれ以上値上がりすると、安くて美味しい庶民の味方のたこ焼きがピンチです!
たこ焼き・お好み焼きは、関西では「粉もん」と呼ばれますが、小麦粉を原料にしているのはそれだけではありません。
パン・うどん・ラーメンだって粉もんです。
蕎麦だって100%そば粉で打つ蕎麦は珍しいです。
一般的な蕎麦「二八蕎麦」の原料の20%は小麦粉です。
ラーメン激戦区の岐阜市周辺では、麺の大盛を無料にしている太っ腹なラーメン店もいくつかありますが、これ以上小麦粉の値段が上がれば大盛りが有料になるかもしれません
「ぶっと麺 しゃにむに 」のつけ麺(大盛り無料)
日銀の黒田総裁は、5年前の就任以来物価の2%上昇をず~~~っと目標に掲げていますが、いまだに達成できてません。
安倍総理もデフレの脱却が喫緊の課題だと宣言してました。
小麦粉の価格がどんどん値上がりすれば、外食産業にも大きな影響を与えるのは明白です。
デフレ解消に1番手っ取り早い方法は、政府主導による小麦粉の値上げなのではないでしょうか?
もしかしたら、安倍総理・麻生財務大臣・菅官房長官の3人で、「物価よ上がれ!上がれ!」と念じていたりして・・・