御在所岳の樹氷(霧氷)予想
2018年 01月 12日
和久田アナと雪の写真、リアル「アナと雪の女王」です(笑)
三重県と滋賀県の県境にある御在所岳は、麓の湯の山温泉からロープウェーで登る事もできる山です。
山上にはスキー場もあります。
ところが、年に数回だけ霧氷に覆われることもあるのです
(樹氷と書いてありますが、樹氷とは蔵王山や八甲田山などのアイスモンスターの事で、気象学的には御在所岳で出来る現象は霧氷と呼びます)
この霧氷の予報を湯の山温泉で働く関谷不二夫さんが始めたのです
関谷さんは独学で気象予報士の資格をとり、自宅には風速計や百葉箱も備えるほどの気象マニアです
御在所岳は日本海から80kmしか離れていなくてその間には高い山もなく、冬には琵琶湖の上を通り湿った風が吹き付け霧氷ができるのです。
関谷さんは気象データを分析し、気温マイナス3度以下で風速10m以上の時に霧氷ができやすいことを見つけました。
霧氷のできる可能性をA・B・Cの3段階で表して旅館に張り出しました。
関谷さんが霧氷ができると確信した日、お客さんを連れてロープウェイで御在所岳にガイドに行きました。
初めて霧氷を見たカップルのお客さん、大喜びでした。
私も御在所岳の近くの滋賀県の綿向山に、霧氷ウォッチング登っています。
この冬はまだ行っていませんが、霧氷が楽しみです(^^)
関谷さんのこの日のブログはコチラ