部内戦
2016年 11月 20日
よろしくお願いします。
昨日は、少年剣道の部内戦がありました。
今回の部内戦は、普通の試合ではなく基本の試合です。
防具をまだ付けていない子達は、「切り返しと面打ち3本」。
それ以外の子は「切り返しと掛かり稽古」という昇級審査と同じ方法で判定によって勝敗を決めます。
昇級審査ならちゃんと出来ていれば、2人とも合格なのですが、判定というのは必ずどちらかに優劣をつけなくてはいけないのです。
私も審判をしました。
普通の試合の審判なら固定観念にとらわれずに有効打突だと思った時に旗を上げればいいのですが、判定の審判というのは本当に難しい。
二人共頑張っていても、どちらかに勝ちを宣告するのですから、もう一人には負けを宣告しているような事なのです。
苦渋の決断で判定しなくてはいけない試合が何試合かありました。
旗を挙げなかった片方の子に「ゴメンね」と心のなかで叫びました。
2人しか貰えないのですが、救いは審判団で相談して決める敢闘賞で、優勝はできなかったけど「頑張ったで賞」みたいな賞です。
本当はもっとあげたい子も何人かいたのですが・・・
低学年では試合に勝てていても、学年が上がれば勝てなくなる子は基本がちゃんとできていないという子が多いです。
やっぱり剣道は、基本に始まり基本に終わるという事を強く感じました。