不吉? 笹の花が咲いた
2016年 06月 11日
笹が花を咲かす周期はいろんな説があるのですが、40〜100年周期と言われていますから、昨日のニュースで120年に1回というのはちょっと大袈裟な言い方だと思うのですが・・・
ここ数年、全国各地で笹の開花が報告されています。
去年も静岡県や岐阜県で笹の開花がありました。
この写真は去年、南アルプスの静岡大の演習林で見つかった笹の花(静岡大提供)
笹の花って黒くてあまりきれいじゃないんですね。
私も長年山登りをしてますが見たことないです、て言うか目立たない花なので気がつかずにスルーしてるのかもしれません。
笹の花が、一斉に開花するとその後は一斉に枯れちゃうそうです。
そういえば、京都府の最高峰の皆子山に私が子供の頃登った時は、子供の背の高さ以上のクマ笹が生い茂っていて、まわりの山の展望はありませんでした。
ところが、去年に登った時には笹がまったく無くなって、まわりの山がよく見える快適な山頂に豹変していて不思議に思っていたんですよ。
最近増えすぎて社会問題になっている鹿に笹が食べられちゃったのかも? と思っていたのですが・・・
おそらく、笹が一斉に開花してその後一斉に枯れちゃったというのが正解なんでしょうね。
そういえば、鈴鹿山脈のあちこちでも笹が激減して快適になってきています。
昔の言い伝えで、笹の開花は不吉な現象だという説もあるそうです。
例えば、大きな地震が来るとか・・・
あぁ、こわっ(;゚Д゚)!
まあ、笹の花が咲いたあと一斉に枯れちゃったので、昔の人は不吉な現象だと感じたのでしょうね。
ここ数年の間に、全国各地で笹が開花しだしたというのは本当に不思議ですね。
でも、笹は10年ほどしたらまた徐々に復活してくるそうです。
笹ヤブのない快適な山を楽しめるのは今のうちだけなのかもしれません。