温泉のチカラ
2015年 10月 03日
白山の登山口の別当出合の手前に市ノ瀬という場所があります。
ここには大きな駐車場が有り、白山登山口へのシャトルバスの乗り場はここにあります。
市ノ瀬キャンプ場やビジターセンターもあります。
市ノ瀬にたった一軒だけの温泉宿があります。
白山温泉永井旅館です
玄関をのぞくと、中に日本秘湯を守る会の提灯がぶら下がっています。
600円で日帰り入浴ができるということで入ってきました(知らなかった~)
玄関の階段を上がり、渡り廊下を渡って浴室に向かいます
小じんまりとした2つの温泉浴槽があります
左は暖かい温泉で、右側の温泉はかなりぬるいです。
温泉の説明文
暖かい温泉は、循環ろ過・加水していますが、ぬるい方は源泉かけ流しです。
温度46度の源泉は永井旅館の500m先にありそこからの引湯で自然に温度が下がって浴槽に投入されています。
外気温によっては、めっちゃぬるくなるのかもしれませんが、わたしの入った9月28日では許容範囲の温度でした。
2つある湯口の内、右側の源泉槽の湯口の下にボコボコした物が付着しています
旅館の人に聞くと、このボコボコしたものが温泉成分の結晶なんだそうです。
取っても取っても付着するそうです。
この日、私は午前1:30に出発し、高速には乗らずに下道をぶっ飛ばして3時間半運転して、11時間半山歩きをしました。
長時間の疲労で肩がめちゃくちゃこっていました。
帰りの運転でも肩のこりは治らず、サロンパスでも買って帰ろうと思ったのですが、近江八幡にたどり着いたのは午後10時過ぎで、ドラッグストアはもう閉まっていてサロンパスを買うことはできませんでした。
仕方ないので、そのまま何も貼らないで寝たのですが、不思議なことに朝起きた時に肩は全然こってなかったのです。
次の日も仕事だったのですが、筋肉痛もそれほどでもなく仕事に支障はなかったのです。
これは多分、登山の帰りに温泉に入って帰ったおかげなのだと確信しました。
パワーのあるほんまもん温泉の力をあらためて感じたしだいです。
白山温泉永井旅館
日帰り入浴 600円
営業期間:4月下旬~11月上旬まで
石川県白山市白峰ノ38番地