比良山冠雪
2014年 12月 09日
この土日に滋賀県の山沿いで積雪がありました。
昨日、私は比良山系の山に登ったのですが、思ったよりも多くの雪がありました。
私の住んでいる近江八幡市からは比良山系は琵琶湖を挟んだ対岸にあります。
比良山に登ろうと車を走らせ、道路を曲がって目に入ってきたのは、白く冠雪した比良山でした。
家に戻って軽アイゼンを取りに行きました。
目指す山は釈迦岳という地味な山です。
鈴鹿山脈にも釈迦ヶ岳という山があるのですが別の山です。
上りには、大津ワンゲル道から登りました。
大津ワンゲル道とは、今は無き「大津ワンゲルクラブ」という登山会が昭和37年に開通させた登山道です。
難路と聞いてはいたのですが、かねてからいつかは登ってみたいと思っていた道です。
比良山のバス停の「イン谷口」の近くに、大津ワンゲル道の登山口があるはずなのですが、なかなか見つけられません。
車で行ったり来たりして、ようやく目立たない標識を見つけました。
ほとんど読み取れません。
沢を渡って大津ワンゲル道のスタートです
あまり歩かれていない道のようで、登山道は荒れ気味です。
謎の石垣発見!!
それほど古くないようです。
木々の間から、琵琶湖の対岸の沖島が見えます
ここから道が険しくなります
イチョウガレと言われるガレ場です。
木の根っこやロープを掴みながらよじ登ります。
何というキノコでしょうか?
採ってきたけど食べていいのでしょうか???
山頂が近づいてくると雪が多くなってきました
釈迦岳(1060m)山頂に着きました
山頂のはずれからの眺め
朽木方面に雲海が掛かっています
琵琶湖と竹生島
右端に伊吹山が見えます
比良山系最高峰の武奈ガ岳
下りは旧リフト跡道から下ります。
300mほど下りた所に、大津ワンゲル道との分岐があります。
旧リフト跡道は大津ワンゲル道よりも歩きやすいです。
かつてロープゥエイのあった旧シャカ岳駅の跡
オブジェのような大きな杉
さらに下りてくると杉・杉・杉
かつてリフトが通っていた所
沢に出ると登山口はもうすぐです
沢沿いの道を歩くと
車道が現れました
旧リフトの駅舎です
ここから広~い車道を歩くと、大津ワンゲル道の入口に置いた車の所に着きました
比良山最高峰の武奈ガ岳に登るのには、以前は登山リフトで登るのが一般的でした。
10年前に登山リフトとロープウェイが廃止になって軌道は取り外されましたが、今も名残は残っています。
大したことはないだろうと思っていたのですが、比良山には思ったよりも多くの雪が積もっていました。
鈴鹿山脈や伊吹山も冠雪していました。
先週の月曜日にも雨の中、比良山系の山に登ったのですが、そのときは暑いぐらいでした。
この一週間ですっかり冬の空気に入れ代わり、昨日は多少厚着したのに寒いぐらいでした。
雪は降ったばかりのフワフワの雪で、昨日はアイゼンは要りませんでした。
寒かったのですが、山頂の一角からは美しい眺めを見ることができて満足です。
私も鈴鹿北部から「比良も雪だなぁ」と眺めてました。
こちらの山には「二次林の非常に『良い』尾根」がありました。
私は遠慮しましたが、メンバー皆がお土産付きでした。
お尋ねのブツですが、パラパラと密集せずに生えていて、黄色くて平たいキノコといえば・・・キヒラタケでしょうか?
柄が無いなら確定ですが、残念ながら食べられません(^_^;)
でも、柄がちょっぴりあるならムキタケでしょうか?
釈迦岳は大したことなかったですが、武奈にはかなり積もっていそうでした。
例のブツには柄がないです。
検索したらキヒラタケで間違いないですね。
掃除してかじってみたら苦くなかったので、もしかして食べられるかも?と思ったのですが、残念です(ノД`)
乾燥なめこが、ほんのちょっとだけありました。
五代目さんに教えてもらったとおり水でもどしたら、美味しそうにプリプリになりました(´▽`)