昔の冬日
2014年 01月 16日
近江八幡市の最寄の東近江のアメダスでは、今朝の最低気温はマイナス3.5℃。
ここのところ、連続1週間以上最低気温が氷点下となる「冬日」になっています。
東京では、今朝この冬初めての冬日を記録しました。
大阪でも一昨日に今年初めての冬日になったそうです。
東京や大阪ってよそに比べて暖かいんですよね。
私も東京や暖かいと言われる静岡市にも住んでましたが、その土地にずっといると氷点下にならなくてもそれなりに寒いんですよね。
ところで、大阪の「冬日」は今年はまだ1日だけなのですが、明治には82日間も「冬日」記録した年もあったそうです。
平成に入ってから、1日も冬日を記録しなかった年も2回あったということです。
地球の温暖化が叫ばれてもうだいぶん経ちますが、昔に比べて気温の上昇がはなはだしいのですね。
昔の家って、今の家に比べて隙間だらけだったし、暖房するにもストーブなんてなく、火鉢や囲炉裏ぐらいしかなかったので、昔の人が冬を越すって大変なことだったのですね。
明治維新の頃って、日本人の寿命は50歳ぐらいだったそうです。
医療の発達で寿命が飛躍的に伸びてはいますが、昔は寒さにやられて冬を越せずに亡くなった人も多かったのでしょうね。
今は夏で、全豪オープンをやっているオーストラリアでは気温が40℃を超えている中でテニスの試合をしていて、錦織選手も相手より気温との戦いにずいぶん苦しめられたようです。
地球の温暖化は私たちが考えるよりも、かなり深刻な状態なのかもしれません。