A級戦犯
2013年 12月 27日
当然、中国や韓国は反発。
アメリカも「失望した」とつれない態度・・・
憲法で個人の信仰の自由は保障されているので、よその国にとやかく言われる筋合いはないのですが、安倍さんが2回目の首相に就任してから、中国や韓国との関係がどんどん悪化してきていますね。
今の状況で首相が靖国神社を参拝するのは慎むべきでした。
靖国神社は、国のために命を捧げた軍人らを「英霊」と讃え、明治2年に東京招魂社という名前で創建され、その後靖国神社に改称されました。
戊辰戦争のときに新政府に対抗した旧幕府軍や西南戦争の反乱を起こした西郷隆盛らは祀られていません。
そして、日清、日露、日中、太平洋戦争などの戦没者が祀られていきました。
昭和53年に太平洋戦争のA級戦犯14人が合祀されました。
これが大きな問題なんですよね。
安倍総理の母方の祖父の岸信介元首相も、A級戦犯被疑者として3年半拘留され、その後不起訴になった経緯があります。
A級戦犯の合祀後、中曽根・宮沢・橋本・小泉首相が靖国神社を参拝しました。
安倍総理の参拝は、総理大臣の参拝としては7年ぶりなのだそうです。
A級戦犯を分祀するという議論は度々上がってきてはいるのですが、未だに実現していません。
首相個人の信仰で外国にとやかく言われないためにも、1日も早くA級戦犯を靖国神社から分祀するべき時期にきているのではないでしょうか。