びわ湖タワーの大観覧車ベトナムへ
2013年 09月 25日
廃業から12年が経ってかなり錆が目立つようになりました。
1992年にイーゴス108が完成した当時は、108mもの高さのこの大観覧車は世界1の大きさを誇りました。
びわ湖タワーが廃業されて、園地がスーパーのイズミヤとヤマダ電機に売却されたのですが、観覧車の営業の再開を目指して前の社長の前田茂さん(89)が月に1度は運転をしていつでも営業できるように整備をされてきました。
しかし、このほど解体されてベトナムに移転することになりました。
整備を続けてきた前田さんは、娘を嫁にやるような気持ちだと言っておられました。
前田さんの帽子、観覧車の「イーゴス108」のロゴマークの帽子ですね。
先日横を通ったら、すでに解体が始まっているようで、観覧車のゴンドラが外されていました。
私は長らく関西を離れていた事もあるのですが、この観覧車には1度も乗った事がないんです。
近江八幡に引っ越してきてそのうち行こうと思っていたら、廃業されてしまいました。
しかし、琵琶湖大橋を渡る時に長らく見慣れたこの大観覧車がなくなってしまうと思うと淋しい気もします。
しかし動かないでいるよりも、ベトナムで多くの人たちに驚きと喜びを与えて活躍するのならその方がイーゴス108も幸せなのでしょうね。