本当に終わってしまうのか? 炎の体育会TV剣道部
2013年 06月 02日
それは、まず松岡修造の指導による特訓を積み、その後実業団No.1の女性剣士の大塚家具の菅原小織選手と1本勝負を3回戦って1度も勝てなければ、炎の体育会TV剣道部は廃部となるという厳しい指令でした。
菅原選手にはリーダーは3度対戦して3回とも敗れている。
熱血漢松岡修造コーチの指導は57歳のリーダーにとって過酷なものでした。
しかし、それに耐え抜き試合に臨んだのでした。
応援席には、同じく炎の体育会TV剣道部のメンバーのはんにゃ金田・チャンカワイ・吉沢亮が見守る。
1本勝負の1試合目はリーダー・菅原選手お互いに一歩も譲らずに引き分け。
2試合目、リーダーは練習してきた、試合開始と同時の小手を放つ。
これは惜しくも少し深く1本とはならなかった。
つばぜり合いからの離れ際にフェイント気味の面を取られる。
3試合目も一進一退の緊迫した攻防。
後半、一瞬の隙をついて菅原選手が遠間からフェイントの面を放つと旗が3本上がり、リーダーは敗退した。
結局1試合も勝てず、炎の体育会TV剣道部は解散が決まった。
試合が終わって対戦相手の菅原選手は、「リーダーがあまりにも強くなっていたのに驚いた」と述べていました。
実際、菅原選手が取った2本ともフェイントからの技でした。
おそらくその技は、菅原選手がここぞという時に放つ得意の技なのでしょう。
まさに、菅原選手が本気で勝負したという事でしょう。
試合後リーダは、自分の持っている力はすべて出し切ったと言った
松岡コーチは涙でリーダーの努力をたたえた
それを聞いたリーダーも涙・涙・・・
57歳といえば、あと3歳で60歳でしょ。
この番組の企画で、40年近くのブランクにも関わらず剣道を再開し、四段審査にものぞみ合格もしています。
リーダーは本当によく頑張ったと思う。
あの涙は負けた悔し涙ではなく、努力の証の涙なのだと思う。
今、剣道人口は減り続け、滋賀県の高校の女子のチームで団体戦が組めるチームは10校ほどにまで減ってしまっているそうです。
炎の体育会TVの剣道は人気の企画だそうです。
この番組を見て剣道を始める人もいることでしょう。
炎の体育会TV剣道部は本当に廃部になってしまうのでしょうか?
「どうかなくさないで下さい!」と切にお願いします。