大阪桐蔭サクラ咲く
2012年 04月 05日
なにわのダルビッシュこと身長197センチの藤浪投手は、12安打を打たれながらも粘り強いピッチングで強力な光星打線を3点に抑えた。
決勝は、大阪の大阪桐蔭と、青森の光星高校の対戦となったのだが、実は光星高校の先発メンバー9人の内5人が大阪府出身の選手だった。
光星高校の主力選手の3番の田村、4番の北條は共に大阪府の出身で、田村選手は中学の時に藤浪君と対戦していて、藤浪の事を「非常に意識している」とインタビューで答えていた。
敗れはしたが、2番手で登板した光星の金沢投手(青森出身)は、大阪桐蔭打線をもってしてもなななか打ち崩せなかった、いい投手だった。
光星の4番を打った北條選手は、もう少しでホームランとなる当たりを打つなどバッティングも良かったが、ショートでの華麗な守備が目を引いた。
きっと、プロ野球で活躍する事だろう。
大阪桐蔭は、去年の夏の甲子園に出るための大阪予選、東大阪大柏原との決勝で、4回表まで5点差のリードをつけながら、8回に追いつかれ9回にサヨナラの押し出しで敗れるという非常に悔しい夏を味わった。
大阪オア桐蔭の選手にとって、その時の悔しい敗戦が無駄ではなかったのだと思う。
きっと選手達は、その後必死に努力を積み重ねてきたからこそ今回の優勝を勝ち取れたのだと思う。
なにわの春に大阪桐蔭の桜が咲いた。