親子の共演
2011年 05月 28日
ドラマの中でタケオに召集令状が届いて戦地に向かう前に陽子の家で晩餐をとる。
当時、戦地に召集される事はおめでたい事で、けっして悲しんではいけなかった。
しかし、母親の宮本ハルは、1人息子のタケオが、戦地に行く事で号泣する。
角替和枝の演技は、本当の親子ならではの、子を思う親の迫真の演技で、どうにかしてでも生きて帰ってくることをタケオに懇願する。
この頃の日本の思想は、お国のために命を捧げる事が尊いとされ、生きて帰ってくる事を考えてはいけないという、怖い時代だったのですね。
宮本タケオの役の柄本時生の兄は、「ゲゲゲの女房」の菅井伸役の柄本佑です。
父親はご存知、「劇団 東京乾電池」の柄本明です。
母の角替和枝 も「劇団 東京乾電池」の団員です。
それと有明山国民学校の校長役の綾田俊樹も柄本明・ベンガルらと「劇団 東京乾電池」を結成したメンバーです。
兄弟だから当たり前なのですが、
弟の柄本時生と
兄の柄本佑は、
そっくりです。
私は朝ドラ「おひさま」で、宮本タケオの役の柄本時生が登場してきた時に、「ゲゲゲの女房」の菅井伸役をやっていた柄本佑が、また出てきたのかと思うぐらいこの兄弟は似てますね。
しかも、家族みんな演技がうまいという凄い芸能一家です。