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日本国憲法はアメリカの押しつけ憲法ではなかった   

2016年 07月 05日
来週の7月10日(日)は。参議院選挙があります。

与党で3分の2以上の議席を獲得すると憲法改正に着手すると自民党の公約の1番最後にちゃんと書いてあります。

安倍総理をはじめ自民党は日本国憲法は「GHQの押しつけ憲法」だと主張します。
 (画面をポチっとして下さい)


私は、日本国憲法は世界に誇るべき平和憲法だと思うのですが、安倍総理にとっては「みっともない憲法」なのだそうです。

さて、日本国憲法は本当にGHQ(アメリカ)の押しつけだったのでしょうか?
2/25テレビ朝日の報道ステーションの特集で、歴史的に貴重な音声の発見があったと報道されました。

今から59年前の1957年、安倍総理の祖父、当時の岸総理は憲法改正を目指して具体的な検討を始めた。
舞台は内閣に設けられた憲法調査会。
当時の映像に音声は残されておらず、詳細は知られていなかった。
憲法ジャーナリストの鈴木昭典さんが、実際の議論に録音された60時間以上にわたる貴重な音声テープを国立公文書館で発見し、その全てをデータに録音しました。 


60時間以上にわたる憲法調査会の音声からは、岸総理に近い政治家たちが主導していた激しい改憲論が聞こえてきました。
日本の将来につながる大事な映像なのです、10分弱の少し長い動画ですが頑張って見て下さい。


この動画の6:30の時点、憲法調査会の公聴会の中で、中部日本新聞・元政治部長の小山武夫氏が、貴重な証言をしました。

小山武夫氏が当時の幣原(しではら)総理にオフレコでインタビューし、「私がマッカーサー元帥に申し上げて第9条の条文になった」と総理がはっきり述べた事を証言しました。

終戦時、政界をすでに引退していた幣原喜重郎は、昭和天皇の説得もあり、終戦間もない10月9日に総理大臣に就任します。
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マッカーサーは、憲法調査会に書簡で証言しています。
幣原総理の「戦争を禁止する条項を憲法に入れる」という提案に驚きましたが、「私も心から賛成する」と答えたと。
すると幣原総理が安堵の表情を浮かべたことに対してマッカーサー自身が感動した事を・・・

焼け跡だらけで戦争に疲弊していた当時の日本人にとって、「今後戦争をしなくていい」という幣原案の新憲法は素晴らしい贈り物であり、励みになったことでしょうと、音声資料を発見した鈴木昭典さんは述べています。

日本国憲法はアメリカの押しつけではなく、幣原総理の発案だったのです。
私はこの放送を見るまで幣原喜重郎さんの事を知りませんでした。
今考えると、武力を無くした日本が戦後70年間アメリカの進駐以外にどこの国にも侵略されずに来られたのは、幣原喜重郎という偉大な政治家が発案した日本国憲法のおかげだったのかもしれません。


最近の歴代総理の誰も言わなかった事なのですが、安倍総理いわく「憲法の改正は結党以来の我が党の党是である」そうです。
それって59年前の安倍さんのおじいさんの岸元総理の頃の話だと思うのですが・・・

結局、安倍総理の言うアメリカの押しつけだから憲法を改正しなければいけない、という論理は間違いだった事が、この調査によって分かったのです。

繰り返し言いますが、今回の選挙で与党が3分の2以上の議席を獲得すると、安倍総理は必ず憲法改正に着手します。
憲法改正に反対する方は7月10日(日)の参議院選挙を棄権したらあきません。

by k2hair | 2016-07-05 00:41 | コラム | Trackback | Comments(0)

血を流す覚悟と言われても・・・ 選挙に行こう!   

2016年 07月 04日
先週の朝ドラ「ととねえちゃん」の場面は、太平洋戦争の真っ只中で東京が空襲でやられているところでした。
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日本の戦況が厳しくなってくると、中年のおじさんまでもが戦争に駆り出される事態に陥りました。

地域の組長は、「笑ってはいけない」「部屋に花を飾ってもいけない」「部屋の明かりを外に漏らすな」などなど・・・
要は、「今も兵隊さんが命をかけて戦っている事を忘れるな!」ということです。

しかし、その組長の息子さんも戦死の知らせが届き、勇ましかった組長はまるで抜け殻のように・・・
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街には、「進め、1億火の玉だ」という張り紙や「日本人ならぜいたくは出来ない筈だ」という看板があります。

私は戦争の体験はないですが、私の父はサイパン島の生まれで、薬剤師として従軍した祖父はサイパンで亡くなりました。
日本は戦争は、もう二度としてはいけません。
戦争を経験している人は、みんなそう思ってます。

ところが、戦争を知らない安倍総理が会長を務める議員連盟「創生日本」の面々はこのような考えを持っているのです。
 (画面をポチっとして下さいね)

「国民主権・基本的人権・平和主義を無くせ」という考えを持っている人間が、元法務大臣なのです。
動画の中の1:28~1:34の部分で、内閣総理大臣補佐官 ✖衛藤晟一とあるのは 〇元総務大臣 新藤義孝の誤りです。


さらに自民党の政調会長の稲田朋美氏に至っては

もう、ビックリです。
「血を流す覚悟」と言われても・・・


参議院選挙のおける、自民党のマニュフェストの1番最後の見つけにくいところに、「憲法改正に取り組む」事がちゃんと書いてあるのです。
 わが党は、結党以来、自主憲法の制定を党是に掲げています。憲法改正においては、現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの基本原理は堅持します。
 現在、憲法改正国民投票法が整備され、憲法改正のための国民投票は実施できる状況にありますが、憲 法改正には、衆参両院の3分の2以上の賛成及び国民投票による過半数の賛成が必要です。
 そこで、衆議院・参議院の憲法審査会における議論を進め、各党との連携を図り、あわせて国民の合意形 成に努め、憲法改正を目指します。


多くの人が、「選挙に入れる人がいない」と言うのをよく聞きます。
選挙を棄権する人が多いと、選挙の大勢は組織票で決まってしまいます。
安倍総理は選挙前には言ってませんが、与党で3分の2以上の議席数を獲得すると、間違いなく憲法改正に着手するでしょう。

選挙を棄権する事によって、稲田朋美政調会長の言う通り、日本の若者も「血を流さなくてはいけない」事態が現実になってしまうかもしれないのです。

無関心による棄権は、「無責任」な事なのです。
来週10日の日曜日は選挙に行きましょう。

by k2hair | 2016-07-04 07:43 | コラム | Trackback | Comments(0)

本当は怖い憲法改正の話(その2)   

2016年 05月 12日
 本当は怖い憲法改正の話(その1)の続きです

かなり長いのですが、この先の日本や子供たちの将来に関わる話ですので頑張って読んでください。

2013年、副総理の麻生太郎氏が言った言葉を覚えてますか?

「ドイツのワイマール憲法は、いつの間にか代わっていた。
ナチス憲法に代わっていたんですよ。
誰も気がつかない間に代わってた。
あの手口を学んだらどうかね・・・」
と言ったのです。

これは恐ろしい発言でした。
政権の首脳にこんな考えの人間がいたとは驚きました。

安倍総理が演説でよく言う「この道しかない」という文言があります。
この言い方は、ヒトラーが演説の中で「この道以外ない」と言っていたのとまったく同じ言い回しですね。
安倍さんに演説の仕方をレクチャーしている人がいるそうですが、おそらくヒトラーの演説の仕方を研究しているのでしょうね。

ヒトラーは演説で聴衆を操ることに成功しました。
ヒトラーの腹心だったヘルマン・ゲーリングは戦後に戦犯として捉えられていた時に次のように話しました。
「国民は指導者の意のままになる。
それは簡単なことで、自分たちが外国から攻撃されていると説明するだけでいい。
平和主義者に対しては、愛国心がなく国家を危険にさらす人々だと批判すればいいだけのことだ。
この方法は、どこの国でも同じように通用する」
と・・・

昨年、政府は憲法解釈の変更という前代未聞の手段で安保法案を成立させました。
まるで中国がすぐにでも尖閣諸島を占領しに来るかのようなニュアンスで国民に訴えかけて、その成立を正当化しました。
これは、ナチスが「自分たちが外国から攻撃されていると説明するだけでいい」と言った手法に当てはまります。

ワイマール憲法の下でナチスが悪用し乱発した「緊急命令発布権」と、自民党が憲法改正の中で提案している「緊急事態条項」とは非常によく似た条項です。

つくづく思うのですが、最近の自民党は本当に変わってしまったと思います。
昨年の秘密保護法の制定しかり、高市早苗総務大臣の「放送局が政治的な公平性を欠く放送法違反を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性もある」という発言しかり・・・

現在は政界を引退されている元自民党の重鎮達は、子供の頃に戦争を経験しておられます。
実は、そのほとんどの方たちが護憲派でもあるのです。
政府が安保法案を通そうとした時には、「じじぃだけど黙ってられない!」と今の政府の方針には大反対を表明されました。

秘密保護法の中身自体が秘密なので、マスコミに対してどういう締めつけが行われているのかもよく分からないのですが、この4月からの番組改編で、護憲派のテレビ朝日の報道ステーションの古舘伊知郎キャスター、TBSのニュース23の膳場貴子キャスターおよび岸井成格アンカー、そしてNHKクローズアップ現代の国谷裕子キャスターが降板しました。
この方たちは、もしかしたら政府の意向で番組を降ろされたのかもしれません?

3年前の麻生副首相によるナチス発言の時には冗談だろうと思っていたのですが、安倍総理をはじめ政府首脳は独裁政権を本気で実現を目指しているのかもしれません。
麻生さんは正直な方ですので、本当は政府首脳の腹の中におさめておかなくてはいけない事をリップサービスでポロっと漏らしちゃったのかもしれません。

憲法96条では、憲法改正の要件として、衆参各院で総議員の3分の2以上の賛成で発議し、国民投票で過半数が賛成することと定めています。
ですから国会で発議されたとしても、国民投票で過半数を得なければ憲法は改正されません。
最新のNHKの世論調査でも、憲法改正に反対する人が31%、賛成する人が27%と反対が賛成を上回ってます。
ですので憲法改正はよもやされないとは思うのですが、安倍総理は自身の在任中になんとしても成し遂げるつもりのようです。

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この画像は誰かが作成したパロディーです。
以前、国会で安倍総理は自衛隊のことを「我が軍は・・・」と失言しました。
でも、安倍さん自身は今後自衛隊を国防軍に格上げするつもりだそうです。
この画像のヒゲは冗談としても、安倍さんの本当の望みは自身が軍服を着て国防軍を指揮する事なのかもしれません。

by k2hair | 2016-05-12 07:01 | コラム | Trackback | Comments(2)

本当は怖い憲法改正の話(その1)   

2016年 05月 11日
今度の夏の参院選では、憲法改正の是非が問われる事になりそうです。

憲法改正のための国会の発議は、衆参両院の総議員の3分の2以上の賛成によってされます。
衆議院は、与党である自民党と公明党の両党で、すでに3分の2以上の議席数を占めています。
夏の参院選で、参議院の議席のうち自公の与党、そして憲法改正に賛同しているおおさか維新の会の議席数を足して、賛成が3分の2以上を占めると安倍総理の目指す憲法改正への発議が議決されます。

自民党の提案する憲法改正案の中で、非常に危惧すべき事項があります。
それは、大規模災害や外国からの武力攻撃を受けた際に政府が「緊急事態」と宣言すれば、「何人も国や公の機関の指示に従わなければならない」という「緊急事態条項」が盛り込まれているという事です。

第二次世界大戦の直前、ドイツには世界一平和的だと言われた「ワイマール憲法」がありました。
しかし、その「ワイマール憲法」の下でもナチスの独裁政治が実現できたのです。
それはなぜなのでしょう?

このビデオは、かつて「報道ステーション」のキャスターだった古舘伊知郎氏が、番組を降板させらされる直前にドイツのワイマールやナチスの収容所を取材した渾身のレポートです。
約28分と大変長~いビデオなのですが、今後の日本の動向を左右する大変重要な映像ですので、すべての有権者に是非とも見てもらいたいビデオなのです。


28分も見ている時間がないという方は下にこのYouTubeのリンクを貼っておきますので、ぜひ「お気に入り」に登録して、時間のあるときにじっくり見て下さい。 
 【報道ステーション】ワイマール憲法の”教訓” なぜ独裁がうまれたのか?

いかがでしたか? 
このような怖い事が本当にあったのです。

  続きは本当は怖い憲法改正の話(その2)へ

by k2hair | 2016-05-11 07:16 | コラム | Trackback | Comments(0)

脱線防止ガード   

2016年 04月 28日
熊本大地震から2週間が経過しました。
今日未明の2:38にも熊本県宇城市で震度4というやや強い地震がありましたが、熊本大地震で脱線したままになっていた九州新幹線の脱線車両が撤去されて、昨日から新幹線は全線開通しました。

あれほどの地震が続いたのですから当分開通は無理なのではと思っていたのですが、あまりにも早い開通に正直驚きました。
ドル箱の新幹線を何が何でもゴールデンウィークに間に合わせたいというJR九州の強い思いの表れなのでしょう。

2004年に新潟県中越地震によって発生した上越新幹線脱線事故の影響を受けて、JR東海では脱線防止ガードの導入を決めました。

脱線防止ガードとは、脱線を防止するためにレールの間に設置される装置のことです。
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                                    (画像:乗り物ニュースより)

山陽新幹線でも新大阪駅ー姫路駅間に脱線防止ガードを設置しています。
山陽新幹線の姫路ー博多間でも脱線防止ガードを設置するとJR西日本が今年2月に発表しました。

国鉄が分割民営化になった当初、黒字となったのはJR東海・JR東日本・JR西日本の3社だけでした。
新幹線のなかったJR九州は赤字の会社だったのですが、九州新幹線が開通して最近収支がようやく黒字になってきたばかりだったのですが、今回の地震で新幹線は不通を余儀なくされていたわけです。

5年前の東日本大震災で東北新幹線は脱線しませんでした。
新幹線には緊急地震速報が出たと同時に緊急停止するプログラムが組み込まれているそうです。
東日本大震災では、震源地が遠く離れた海底だったので、距離が離れた震源地の場合は初期微動のP波から実際の揺れが来るS波との間に時間差があったので、新幹線は脱線することがなく停止できました。

熊本大地震では直下型の地震でP波とS波がほぼ同時に来たので、わずか80kmの回送運転でも全車両・全車輪が脱線してしまいました。

九州新幹線では営業距離289kmのうち、脱線防止ガードが設置されているのはわずか48kmだけです。
今後さらに延伸していくそうですが、経営状況があまりよろしくないJR九州にとって早急な全線設置はまだまだ難しいようです。

今朝もやや強い余震があり、一連の地震が収束したとは全く言えません。
JR九州にすればドル箱の新幹線を1日でも早く動かして経営状況を立て直したいというのが本音なのでしょうね。

九州新幹線の全線開通が熊本復興のシンボルだと捉える方も多くいらっしゃると思います。
私も熊本に親戚がいますが、ちょっと複雑な気持ちです。

九州新幹線は当面は熊本と新八代の間は徐行運転するそうですが、先日の地震では80kmの低速運転でも脱線したのです。
このまま全線開業して本当に大丈夫なのでしょうか?

九州新幹線が開通したのは、5年前の東日本大震災の次の日だったのです。
東日本大震災の報道の影で、華々しいはずの九州新幹線の開通は九州以外の人の目には止まりませんでした。
九州新幹線は東日本大震災の教訓が本当に生かされているのでしょうか?

熊本・大分の一連の地震の回数は、有感地震だけでついに1000回を超えてしまいました。
一番大切なのは人命です。
まずは熊本県内の九州新幹線、そして日本中の新幹線全線への脱線防止ガードの早急な設置を切に願います。
JRに任せるのだけではなく、そういうことにこそ国がお金を出すべきだと私は思うのですが・・・

by k2hair | 2016-04-28 07:54 | コラム | Trackback | Comments(0)

中央構造線上の原発   

2016年 04月 17日
熊本大地震では、多くの方が亡くなられました。
被災された方には心からお見舞い申し上げます。

菊池市に住む嫁さんの妹は、避難所がいっぱいで昨晩は学校のグランドで車で一晩を過ごしました。
熊本市の弟の所は、今も水道が断水したままでガスも使えないそうです。

14日夜に熊本県で震度7を記録した地震を発生させたのは熊本市から八代市を通る日奈久断層帯でした。
16日午前1時25分ごろには発生したマグニチュード7.3の本震は日奈久断層帯の北に合流する布田川断層帯で発生しました。
さらに、16日午前7時11分ごろには大分県中部地方を震源とするマグニチュード5.3の地震が起きました。
これらの地震は連動して起きたわけですが、これらの断層帯は下図の中央構造線でつながっていたのです。

中央構造線とは日本最大級の断層です
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中央構造線というのは、地図を眺めているとなんとなく見えてくるんですよ。
まず、九州の衛星写真
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右上部に見える長い半島が、四国地方の愛媛県の佐田岬半島です。
そこから大分市・熊本市・八代海を通って、左下の鹿児島県の甑島(こしきじま)まで中央構造線がつながっているのがなんとなく分かります。
大分市と熊本市の間には阿蘇山があり、今回の一連の地震との関係は不明ですが、小規模な噴火が起こりました。

今度は、四国に移ります
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四国は分かりやすいです。
左の佐田岬半島から右端の淡路島南部まで真っすぐの中央構造線が見えます。

関西です
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中央構造線左の淡路島南部から和歌山県の紀の川沿いに通り、三重県の志摩半島から愛知県の渥美半島までつながっています。
中央構造線の奈良県と三重県の県境にはススキで有名な曽爾村があるのですが、曽爾村では太古に火山活動があったそうで、村ではその名残の柱状節理の崖が多く見られます。

中部地方です
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中央構造線は、左下の渥美半島から浜松と書いてある字の上部を通り、左に曲がり北上し、長野県と書いてある字の下にある諏訪湖まで到達します。
右下にある富士市から山梨県と書いてある字の左を通り、長野県の字の方向からさらに北の方に走っている断層は、静岡・糸魚川構造線で、これも日本最大級の断層なのです。
中央構造線と静岡・糸魚川構造線は諏訪湖で合流しています。

今回熊本県で起きた大地震が引き金となって、中央構造線を刺激し連動して東の方に地震が移ってくる可能性も否定できないと専門家の先生が言ってました。
それが元になって南海トラフの巨大地震につながる恐れもあるそうです。

富士山が噴火したのは江戸時代の宝永年間、その前には宝永地震があったのです。
つまり、地震に刺激されて火山が噴火することは全然偶然じゃないそうです。

さて、ここからが本題です。
中央構造線の一部でもある愛媛県の長~い半島の佐田岬半島
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伊方町と書いてある少し左に白い建造物が見えます。
これが四国電力伊方原発なのです。
この原発は中央構造線という活断層の真上にある原発なのです。
この原発でもしも事故があると、その32km先にある半島の先端の佐田岬までに住んでいる人たちは、避難の場を失い、対岸の大分県まで船で避難するしかないのです。
四国電力は、この危険な伊方原発を夏までに再稼働させるよう働きかけています。

現在日本の原発で唯一稼働している鹿児島県薩摩川内市にある川内(せんだい)原発は、熊本の大地震が起きた時でも自動停止しませんでした。
信じられないことに、あれほどの大きな揺れが続いているのに現在も稼働中です。
本来なら地震が収まるまで運転を見合わすのが当然だと思うのですが、一旦原発を止めると再稼働するのにはややこしいことになるので、あえて停止させなかったのでしょうか?

実はこの川内原発は、中央構造線の西端の日奈久断層帯の南端の近くにあるのです。
気象庁は今日、一連の地震が日奈久断層帯の南西部に震源地が移ってきている事を発表しました。
川内原発は、今現在最も危険な場所に位置する原発なのです。
もしものことがあれば偏西風に乗って被害は日本中に広がります。
今もなぜ稼働しているのか、私にはまったく理解できません(怒)

by k2hair | 2016-04-17 19:21 | コラム | Trackback | Comments(0)

北陸新幹線   

2016年 02月 11日
北陸新幹線は、平成34年に金沢ー敦賀間が開業する予定になっています。
しかし、敦賀以西のルートが混沌としています。

関西広域連合は、米原駅で東海道新幹線と接続する「米原ルート」を支持していたのですが、JR西日本が先月26日の与党検討委員会で「小浜-京都ルート」を掲示しました。
これを受けて関西広域連合は28日、「米原ルート」を支持する従来の方針を事実上撤回したのです。

思い出してほしいのですが、北陸新幹線が開通した時にほぼ同じルートを通る在来線の北陸線は、金沢以東では並行在来線としてJRから分離され第3セクターとなりました。
第3セクターになり乗車料や定期券は約9%も値上がりしました。
おまけに第3セクターは各県ごとの別会社になったので特急が激減、列車の減便、県をまたぐ列車の利便性が悪くなるなど、地元の利用者にとっては悪いことだらけです。

もし、「米原ルート」が採用された場合、敦賀ー米原間が並行在来線となり、長浜か米原以北がJRから切り離される可能性が大です。

JRは「小浜-京都ルート」を掲示しているのですが、とんでもないことにこのルートになった場合には湖西線が北陸新幹線の並行在来線になると主張してきたのです。

下の図を見て下さい
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小浜駅と湖西線は26km以上離れています。
「小浜-京都ルート」が採用されると、JRが言う「湖西線が北陸新幹線の並行在来線になる」という主張は私には全く理解できません。
先日再当選した大津市の越市長も、この見解には大大大反対です。

私はJRから「小浜-京都ルート」が掲示された時に、小浜以南のルートが今までの在来線に並行しない画期的なルートだと思いました。
「米原ルート」が採用されると、これまでの経緯から北陸線の敦賀ー米原間がJRから切り離される可能性が大きいからです。。

ところが、滋賀県の先日の首長会議では「米原ルート」を推す声が多いようです。
三日月知事に「米原ルートへの本気度が見えない」と厳しい声を上げる市長もいたとか・・・

滋賀県の首長の方達は、自分の地域・もしくは滋賀県さえ良ければ・・・といった気持ちが「米原ルート」を誘致しようといった意見になるのではないかと思うんですよ。
関西だけではなく福井県や西日本の将来のためにどういったルートが最もふさわしいか、もっと視野を大きく広げて考えてほしいと思います。

そして今後「小浜-京都ルート」が採用された時に関西広域連合が一体となって「湖西線の切り捨ては絶対にさせない」といった声を大きく上げる事こそが一番大事なのではないかと私は思うのですが・・・

by k2hair | 2016-02-11 06:53 | コラム | Trackback | Comments(0)