「陸王」のシューズを作ったのは・・・
2017年 12月 04日
陸王とは、こはぜ屋が作るランニングシューズの商品名で最大の特徴はシューズの先が割れていることです
そう、こはぜ屋というのは靴のメーカーではなくて「足袋屋」さんなのです。
縮小していく足袋の将来を案じた宮沢社長(役所広司)は、マラソン用の足袋を製作することを思いつく。
マラソンに詳しいスポーツ店の店長の助言を聞き入れ、ソールには「シルクレイ」という軽くてクッション性のある特許素材のソールを採用する。
アッパーにも、薄くて丈夫な特許素材を使い、陸王は完成する。
その陸王を履いてレースに出場するのは、瀬古選手がモデルではないかと言われている、ダイワ食品の茂木選手(竹内涼真)
ドラマで使用されている陸王を実際に作ったのは、ミズノだったのです
12月1日放送の「VOICE」という関西ローカルのニュースの「YKK(山中経済研究所)」というコーナーで、山中真アナが大阪市のミズノ本社を訪問し取材しました
ダメ元で山中アナが、製作に関わった河野光裕さんにお願いしました
実はこの靴、まだ誰も履いたことが無かったのですが、快諾してもらえました
山中アナがフロアーを軽く走りってみました。
山中アナ、実はマラソンで3時間を切る「サブスリー」と言われる実力者なのです。
足袋型シューズ独特の裸足のような感覚が味わえたそうです。
この陸王のレプリカは、ソールが薄く一般的ではないために、実際に商品化されることはないそうです。
それでもミズノにとっては、ブランドイメージを高めることが出来たことで、制作したことは決して無駄にはならないのだそうです。
でも、今後もしかしたら足袋型のランニングシューズをミズノが発売する なんて事があるかもですよ(^^)