高速道路での嫌がらせ運転の恐怖
2017年 10月 16日
車に同乗していて大怪我を負った2人の娘さんは、どれほどの恐怖と悲しみだっただろうか・・・
実は私も高速道路で大型トラックからの嫌がらせ運転を受けたことがあります。
当時私は免許取りたてで、スターレットという小さな車に乗っておりました。
夜中に京都から高速に乗って東京に向かっていたのですが、私の運転する小さな車に追い越された大型トラックが腹を立てて、猛然と追いかけ追い越していきました。
そして私の前に出て、ノロノロ運転を始めたのです。
私が右から抜こうとすると、右に幅寄せを、左から抜こうとしても同様です。
映画やドラマで車の幅寄せをするのを見たことありますが、アレをホンマにするとは・・・
私は、身の危険を感じました。
ノロノロなので、後ろから来た車に追い付かれます。
すると大型トラックは、追いついて来た車は抜かさせるのですが、私が追従しようとすると、また幅寄せをして通せんぼをします。
5台ぐらいの車に抜かれた後に、後ろからトラックがやってきました。
そのトラックが抜いていく時に、私は自分の小さな車を大きなトラックの陰になるようにピッタリとくっつけて、一緒に嫌がらせの大型トラックを抜いて行きました。
抜かされた大型トラックは、クラクションを鳴らし、ライトをパッシングさせ、猛然と追いかけてきました。
私は、必死で逃げました。
車の能力の目一杯のスピードで逃げました。
大型トラックをある程度離したので、もう来ないだろう思っていたら、後ろからまだ追いかけてきます。
まるでスピルバーグが初めて監督をした、車が大型トレーラーに追いかけられる映画「激突!」のようです。
必死で逃げて、サービスエリアに逃げようかと思ったのですが、そこで見つかると厄介です。
東名高速から中央高速に分岐する小牧に来ました。
東京までは遠回りなのですが、小牧ジャンクションから東名高速を離れ中央高速に入りました。
もう、恐怖の大型トラックは追いかけてきませんでした。
遠回りしたぶん通行料が高くなりましたが、ようやく安堵することがました。
自動車生活ジャーナリストの加藤久美子さんが書いた、高速道路で嫌がらせを受けた時の「命の守り方」を見つけたので、コチラに紹介します。