会津藩士も見た? ファンキーな石仏
2017年 08月 17日
めっちゃ盛り上がったアフロヘアーです。
この石仏はサタデーナイト・フィーバーが大ヒットした翌年の1978年に作られた(嘘です)訳はなく、江戸時代中頃の制作だと言われています。
「五劫思惟阿弥陀仏(ごごうしゆいあみだぶつ)」と言って、気の遠くなるような長い時間思惟をこらし修行をした結果、髪の毛が伸びてアフロの様になったという仏様です。
この石仏は、通称「黒谷さん」と言われる京都市左京区の金戒光明寺にあります。
私の母方が金戒光明寺の塔頭の檀家で、お墓が広大な墓地にあります。
金戒光明寺は徳川家と同じく浄土宗の大本山で、幕末に新撰組の後ろ盾となった京都守護職の会津藩が駐屯した場所です。
城のような小高い丘に位置し、石垣や堅牢な門もあり、イザという時にはここに籠城して新政府軍に対抗出来うる場所だったのです。
アフロ石仏のある場所は、三重の塔に向かう階段に取り付いてすぐの左側にあります 場所
その先には会津藩士の墓地もあります
金戒光明寺は、幕末に日本の歴史が動いた場所でもあるのです。