e-power 体験記
2017年 02月 07日
日産のディーラーに車を持っていったら、スライドドアの電動モーターとワイヤーを交換しなくてはいけないということで、7万8千円の痛い出費です(泣)
お店に昨年発売された新型ノートe-powerが置いてあり、「試乗してみますか?」と勧めてもらいました。
試乗車は、e-POWER Xにオプションのエアロパーツが付いているモデルです。
e-POWERとは、モーターで走ってエンジンで発電する今までに無かった新しい形のハイブリッドカーです。
エンジンは駆動にはまったく使っていません。
分かりやすく言うと、エンジンで発電する電気自動車なのです。
エンジンもありますが、電気で動くので燃費もめっちゃいいです。
ノートe-powerでの国道の移動で、実測リッター22kmも走るそうです。
日産ノートは昨年11月と今年の1月にトヨタのプリウスを抑えて月間登録台数が1位になるぐらい売れまくっている車です。
電気自動車ということで内装もかなり先進的です。
走行モードには、ノーマルモード・スポーツモード・エコモードの3つのモードがあります。
ノーマルモードで走る時は、ガソリン車と比べても違和感はまったくありません。
わずかにエンジン音も聞こえますので、まるで普通のガソリン車のようです。
ただ、アクセルをグッと踏みこむとモーターの力で強烈な加速が得られます。
エンジン音もほとんどしません。
面白いのが、スポーツモードとエコモードで、踏んでいるアクセルを緩めると回生ブレーキの力で制動がかかります。
完全にアクセルを離すとブレーキを踏まなくても勝手に車が止まるのです。
ブレーキを踏まないのに車が止まったら後ろの車に追突されるのじゃないかと思ったのですが、アクセルを離した時に、ちゃんとテールランプが点灯するので追突を防げるのです。
さらに、ブレーキを踏まなくても車が止まるので、ブレーキパッドもかなり減りにくいとの事。
アクセルペダルから足を離さなくても運転ができるので、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる事故も大幅に減ると思います。
e-powerはかなり画期的ですね。
この車がなぜ売れるのかよく判りました。
ウチの店では、年配のお客様の送迎もあるので、セレナのように電動スライドドアのあるミニバンが必要なのです。
今年中にセレナにe-powerが搭載されたモデルが発売されるという噂もあります。
年式の古いうちのセレナはガソリン車で、ちょい乗りばかりなので燃費がめっちゃ悪いですね。
去年の秋にセレナの車検をしたばかりなのですぐには買い替える事はできませんが、e-powerにはかなりグッときました。