高島トレイル 百里ヶ岳
2016年 10月 17日
嫁さんも一緒ですので、楽々コースで登りました。
まず、通称鯖街道の国道367号線を北上し、高島市に入る手前の梅ノ木で左折し、針畑川を遡ります。
この針畑川がめっちゃキレイな川だったのですが、道がめっちゃ狭い割に結構車とすれ違うので、写真を撮れませんでした。
ちょこっとだけ京都市に入り、「→生杉」の道標に従い右折します。
この先、再び滋賀県に入り17kmほどのかなり狭い道をズンズン進みます。
途中にススキがいっぱいありました
生杉への三叉路を過ぎると右に曲がる道があって、「→国道367」という道標がありますが、そのまま真っすぐ行きます。
しばらく進むと小入谷の集落で、そのまま進むと小入谷林道に入ります。
くねくねの山道をズンズン登って行くと、左に焼尾地蔵尊がありました。
実はここも鯖街道の1つなんです。
その先に、秋から冬の早朝に雲海が見れる絶景ポイントがあります。
下に登って来たくねくねの林道が見えます。
パンクしないように落石に注意しながら進むと、福井県との県境のおにゅう峠に着きました。
ここにもお地蔵さんがおられました。
標高839mのおにゅう峠からは、若狭湾が見えます
百里ヶ岳への登山道へは、林道を250mほど滋賀県側に戻ったところから入ります。
一般的な朽木小入谷から登る百里新道の登山口の標高が501m、このおにゅう峠近くの登山口の標高は822mもあるので、下から登るよりもかなり標高が稼げます。
いきなりの急登です
ひと登りすると展望のいい所に出ました。
ここからも若狭湾が見えます。
この先オオイワカガミの大群落に出会いました
このルートは太平洋と日本海への水の流れを分ける中央分水嶺で、高島トレイルでもあります。
高島トレイルにはこのように黄色いテープが随所にあります。
鯖街道と合流する根来坂峠に来ました。
ここにもお地蔵さんがあります。
根来坂峠からひと登りしたあとに標高を70mも下ります。
高島トレイルには大小の登り下りが結構あります。
さらに標高差50mを登ると右から百里新道が合流します
面白くねじれたブナの木
右に琵琶湖が見えました
山頂が近づいてくるとブナの木が増えてきました
この森の盟主のような大きなブナを見上げる
百里ヶ岳の山頂(標高931.4m)に到着
北に若狭湾が見えます
毒々しいマムシグサの実が山頂にありました
百里ヶ岳は関西100山の1つで、百里(400km)四方が見渡せるから百里ヶ岳と言われたという説もあるのですが、木があって四方を見渡すことはできません。
しかし、山頂はかなり広く若狭湾や比良山系を見ることができます。
百里ヶ岳はなかなかいい山でした。
いつかは下の小入谷からも頑張って登ってみたいです。