血を流す覚悟と言われても・・・ 選挙に行こう!
2016年 07月 04日
日本の戦況が厳しくなってくると、中年のおじさんまでもが戦争に駆り出される事態に陥りました。
地域の組長は、「笑ってはいけない」「部屋に花を飾ってもいけない」「部屋の明かりを外に漏らすな」などなど・・・
要は、「今も兵隊さんが命をかけて戦っている事を忘れるな!」ということです。
しかし、その組長の息子さんも戦死の知らせが届き、勇ましかった組長はまるで抜け殻のように・・・
街には、「進め、1億火の玉だ」という張り紙や「日本人ならぜいたくは出来ない筈だ」という看板があります。
私は戦争の体験はないですが、私の父はサイパン島の生まれで、薬剤師として従軍した祖父はサイパンで亡くなりました。
日本は戦争は、もう二度としてはいけません。
戦争を経験している人は、みんなそう思ってます。
ところが、戦争を知らない安倍総理が会長を務める議員連盟「創生日本」の面々はこのような考えを持っているのです。
(画面をポチっとして下さいね)
「国民主権・基本的人権・平和主義を無くせ」という考えを持っている人間が、元法務大臣なのです。
動画の中の1:28~1:34の部分で、内閣総理大臣補佐官 ✖衛藤晟一とあるのは 〇元総務大臣 新藤義孝の誤りです。
さらに自民党の政調会長の稲田朋美氏に至っては
もう、ビックリです。
「血を流す覚悟」と言われても・・・
参議院選挙のおける、自民党のマニュフェストの1番最後の見つけにくいところに、「憲法改正に取り組む」事がちゃんと書いてあるのです。
わが党は、結党以来、自主憲法の制定を党是に掲げています。憲法改正においては、現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの基本原理は堅持します。
現在、憲法改正国民投票法が整備され、憲法改正のための国民投票は実施できる状況にありますが、憲 法改正には、衆参両院の3分の2以上の賛成及び国民投票による過半数の賛成が必要です。
そこで、衆議院・参議院の憲法審査会における議論を進め、各党との連携を図り、あわせて国民の合意形 成に努め、憲法改正を目指します。
多くの人が、「選挙に入れる人がいない」と言うのをよく聞きます。
選挙を棄権する人が多いと、選挙の大勢は組織票で決まってしまいます。
安倍総理は選挙前には言ってませんが、与党で3分の2以上の議席数を獲得すると、間違いなく憲法改正に着手するでしょう。
選挙を棄権する事によって、稲田朋美政調会長の言う通り、日本の若者も「血を流さなくてはいけない」事態が現実になってしまうかもしれないのです。
無関心による棄権は、「無責任」な事なのです。
来週10日の日曜日は選挙に行きましょう。