北陸新幹線   

2016年 02月 11日
北陸新幹線は、平成34年に金沢ー敦賀間が開業する予定になっています。
しかし、敦賀以西のルートが混沌としています。

関西広域連合は、米原駅で東海道新幹線と接続する「米原ルート」を支持していたのですが、JR西日本が先月26日の与党検討委員会で「小浜-京都ルート」を掲示しました。
これを受けて関西広域連合は28日、「米原ルート」を支持する従来の方針を事実上撤回したのです。

思い出してほしいのですが、北陸新幹線が開通した時にほぼ同じルートを通る在来線の北陸線は、金沢以東では並行在来線としてJRから分離され第3セクターとなりました。
第3セクターになり乗車料や定期券は約9%も値上がりしました。
おまけに第3セクターは各県ごとの別会社になったので特急が激減、列車の減便、県をまたぐ列車の利便性が悪くなるなど、地元の利用者にとっては悪いことだらけです。

もし、「米原ルート」が採用された場合、敦賀ー米原間が並行在来線となり、長浜か米原以北がJRから切り離される可能性が大です。

JRは「小浜-京都ルート」を掲示しているのですが、とんでもないことにこのルートになった場合には湖西線が北陸新幹線の並行在来線になると主張してきたのです。

下の図を見て下さい
d0231858_18333830.jpg

小浜駅と湖西線は26km以上離れています。
「小浜-京都ルート」が採用されると、JRが言う「湖西線が北陸新幹線の並行在来線になる」という主張は私には全く理解できません。
先日再当選した大津市の越市長も、この見解には大大大反対です。

私はJRから「小浜-京都ルート」が掲示された時に、小浜以南のルートが今までの在来線に並行しない画期的なルートだと思いました。
「米原ルート」が採用されると、これまでの経緯から北陸線の敦賀ー米原間がJRから切り離される可能性が大きいからです。。

ところが、滋賀県の先日の首長会議では「米原ルート」を推す声が多いようです。
三日月知事に「米原ルートへの本気度が見えない」と厳しい声を上げる市長もいたとか・・・

滋賀県の首長の方達は、自分の地域・もしくは滋賀県さえ良ければ・・・といった気持ちが「米原ルート」を誘致しようといった意見になるのではないかと思うんですよ。
関西だけではなく福井県や西日本の将来のためにどういったルートが最もふさわしいか、もっと視野を大きく広げて考えてほしいと思います。

そして今後「小浜-京都ルート」が採用された時に関西広域連合が一体となって「湖西線の切り捨ては絶対にさせない」といった声を大きく上げる事こそが一番大事なのではないかと私は思うのですが・・・

by k2hair | 2016-02-11 06:53 | コラム | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://k2hair.exblog.jp/tb/22868775
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。