ホームカラー
2013年 11月 07日
判りやすくいうと、家庭でできる白髪染めのやり方を教えるという事です。
私は美容師ですので、ドラッグストアに行ってもホームカラーのコーナーなど見たこともなかったのですが、お店ではめっちゃ多くの種類のカラー剤が売られていたのですね。
買う側にすれば、どの種類のホームカラーが自分に合うのか判らなくなるそうです。
ホームカラーには、クリーム状・液状・泡状と大きく分けて3タイプあります。
根元の白髪に対して最も適しているのがクリーム状。
液状や泡状は、全体を染めるのにはいいのですが、1番肝心な生え際の白髪を染めるのには適していません。
番組では、クリーム状のホームカラーでのやり方を教えていました。
教えているのは、日本で1番最初にカラーリストになった高原紀子さん。
カラーリストというのは、カットはせずにカラーを専門に扱う美容師のことを言います。
高原さんは有名な方で、業界紙にはよく出ています。
一般の方が、実際に自分でカラーをしてみました。
おそらく、高原さんの指導のもとですごく練習して本番に臨んだのだと思うのですが、自分で後ろをうまく染めるのって難しいですね。
残念ながら、うまく分けとれていません。
生放送って本当に難しいですね。
我々美容師は、1cmずつ分けとって地肌近くに薬剤を塗布するのですが、これを家でちゃんとやるのは無理のようです。
だいいち、部屋は汚れるし家で染めるのって面倒くさいじゃないですか。
昨日お見えになったお客様が、少し前にシ〇ロという泡タイプのホームカラーをされたのですが、バサバサになってしまったとおっしゃってました。
泡状や液状のホームカラーは、トリートメント成分があまり入っていないので、毛を傷めやすいようです。
クリームタイプの物が傷めにくいのですが、自分でするのは無理かも?
誰かにしていただけるのならいいかもしれませんが・・・
美容室のカラー剤ももちろんクリームタイプです。
しかもホームカラーよりもず~っと高級な材料を使っていますよ。
結論・・・
白髪染めは美容室でするのが1番!