滝のワンダーランド 比良山系 白滝山
2013年 07月 09日
メチャクチャ暑くなるのは判っていたので、樹林帯で日に当たらない山、水辺の山、ヒルのいない山を探した結果、白滝山に決めました。
とにかく暑いので、展望はなくてもいいんです。
なにせ、昨日の最高気温36度ですから・・・
わかっていても毎日、暑い暑いと言ってしまいます。
比良山系と言っても、白滝山は比良山の西側の大津市坊村の明王院から登ります。
300mほどは車で入れますが、すぐに通行止めになります。
30分ほど林道を歩きます
林道脇の岩から水が湧き出してました
帰りに汲んで帰りました。
冷たくて美味しかった~!
林道はまだ続きますが、右側にある、白滝山コースの伊藤新道から登ります
最初は杉林の急登です
やがてワサビ沢沿いの道になります
このような大きなカツラの大木がありました
ワサビ大滝に出ました、それほど大きくないのですが、布引状の美しい滝です
ワサビ大滝を過ぎてしばらく頑張ると、自然林に変わってきます
もうしばらく頑張ると、やがて標高1,022mの白滝山の山頂に着きました
結構な急登で、かなりキツかったです。
山頂からまず、音羽池に向かいました
神秘的な池です。
小さな池をいくつか通って、大きな長池に着きました
長池の半分以上は湿原となってきています。
長池の周りは15分ほどで1周できますのでまわってきました。
音羽池と長池の間は地形が複雑で、迷い易いので注意が必要です。
もう一度音羽池に戻って、牛コバから坊村登山口を目指します
夫婦滝口から夫婦滝に降りました
高さ35mで二条の大きな滝です。
さらに下流に下り、白髭淵に降りてみました
落下する滝とナメ滝のコンビネーションが美しい
ここにもナメ滝が
スベリ岩が見えてきました
沢に降りて近づくと
天然のウォータースライダーですが、こんなところを滑り降りたら、間違いなく尾てい骨を骨折します。
さらにこんな滝や
こんな滝も
さらに美しい沢に沿って下ります
林道に出ました
しばらく下りると、最初登った伊藤新道の登山口に出ました
林道をさらに進むと、三ノ滝への降り口がありました
滝見台に向かう途中で、またまた蛇さんに出会いました。
この日3匹目です。
4分ほど下ると三ノ滝が見えてきました
もの凄い迫力です。
ただ、滝を見るために下りるということは、帰りは同じだけ登らなくてはいけません。
今日は全然花には出会いませんでしたが、帰りの林道でこんなグロテスクなものが
マムシグサの実ですね、まだ赤く色づいていませんが・・・
このコース、比良ではあまりメジャーなコースではないようですが、こんなに多くの滝を見たのは初めてです。
写真以外にも小さな滝もいくつかありました。
今日は花はほとんど見ませんでしたが、実に素晴らしい滝にたくさん出会いました。
しかも、ヒルも見ませんでした。
白滝山は結構しんどかったですが、もし彦摩呂がこのコースをまわったら、
「白滝山は、滝の宝石箱や~!」
と叫んだかもしれません。