エージシュート
2013年 04月 26日
エージシュートとは、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、自身の年齢以下の打数でホールアウトすることです。
日本のプロのレギュラーツアーでエージシュートが記録されたのは初めてのことです。
シニアツアーでは青木功や杉原輝雄が記録していますが、レギュラーツアーとシニアツアーでは、難易度が違うのです。
ゴルフは、72ストロークでパー(プラスマイナス0)ですから、若い人がエージシュートを達成するのは事実上不可能なのです。
昨日の尾崎選手(66歳)の記録した(-9)の62打というのはコースレコードタイの記録だそうです。
年齢を4つも下回るエージシュートもすごいけど、66歳でコースレコードを記録するのも大変な事です。
尾崎将司は、私が子供の頃からのゴルフのスーパースターで、12回も賞金王に輝き、これは今だに誰にも破られていません。
日本のゴルフプロにはシニアのツアーもあるのですが、尾崎は今でもレギュラーのツアーにこだわっているのです。
昨年は、22試合に出場したもののすべて予選落ちと落ち込んだそうです。
尾崎は元プロ野球選手ということで、オフに自主トレーニングをするなど独自の練習法をしてきたのです。
昨年は加圧トレーニングをするなど筋肉をつけすぎて、体のキレがなくなってしまったそうです。
そこで、今年は練習法をタイヤを引いての走り込みなど足腰を鍛えることを重点にした結果、キレが戻ったそうです。
尾崎選手、抱負は何ですか?とインタビューされ、「やるのは今でしょ!」と自身の持つ55歳でツアー優勝の最年長記録の更新に闘士を燃やしています。