愛知川源流域遡行 敗退記
2013年 04月 02日
上流にある永源寺ダムで川の水を大幅にせき止められているために下流域では川の水が少ししか流れていないのですが、ダムより上流部では驚く程美しい清流なのです。
この最上流域にお金明神という天狗のようなお姿の自然の石塔があるのです。
全く不思議な姿でその石塔の高さも20m近くあるそうです。
旧永源寺町の佐目という集落に鉱夫が多く暮らしていたそうで、山奥深い天狗の石塔を鉱山の安全を祈願するためにお金明神と崇め信仰していたそうです。
前から気になっていた、そのお金明神を目指しました。
三重県から入山するほうが易しいのですが、いにしえの永源寺側から入りました。
永源寺からのルートは、道はあるようなないような・・・
川を何度も渡らなければいけないので、このように長靴でトライしました。
長靴の底にはスパイクが付いています。
この靴の選択は、川をじゃぶじゃぶと渡るときにはいいのですが、石の上を飛んで渡るときにはスパイクがあるためにかえって滑る感じでした。
雪の上ならいいのでしょうが・・・
朝、タイヤ屋さんに寄って、冬タイヤからエコタイヤに新調してから山に向かったので、林道から川に降りる下降点に着くのが遅くなりました。
それに、最初下降点を間違え、発電所の取水口の方に降りてしまい、また上の林道まで戻り、かなり時間をロスしてしまい焦りました。
やっと正しい下降点から降りて、お金明神をめざして川を遡行していたのですが、しばらく行って今度はルートが判らなくなりました。
帰れなくなると困るので、川原の大きな石の上でお昼を食べて引き返しました。
戻っている時に、私がルートを間違えていたことに気がつきました。
そんなに甘くはありませんでした。
いつかまた、挑戦してみます。
帰りの国道で、お猿さんに会いました。
4・5匹の群れだったのですが、小猿が可愛かった。