純の涙 朝ドラ「純と愛」   

2012年 12月 09日
朝ドラ「純と愛」、先週は激動の一週間でしたね。
このドラマは、年配のお客様にはあまり評判が良くないのですが、私自身は主人公が不器用ながらも一生懸命頑張っている姿に応援したくなります。

純の働くオオサキプラザホテルが、外資のカイザーグループに乗っ取られようとします。
それを阻止しようと純は、社長の大先真一郎に合併しないことを進言します。
カイザーの担当弁護士は、愛の母の待田多恵子。
愛の母は、合併しても社長の椅子を約束すると言われて、大先社長は合併にサインしてしまいます。

合併後のオオサキプラザホテルは、利益を重視するあまりリストラを断行し、採算の取れない部門を縮小し、照明を落としホテルは薄暗くなり、ビジネスホテルのような稼働率重視のホテルになってしまいました。
先代社長の残したホテルの理念を記したプレートが外されようとするのを見た時に、大先社長の怒りが爆発します。
彼は、先代が残した自分のホテルを取り戻すことを決意します。
その時、今まで感情をほとんど表さなかった桐野富士子も富士山が噴火したように、今までかぶってきた仮面を脱ぎ捨てます。
「遅いのよ! 決断するのが」
桐野富士子は、言い放ちます。
彼女は、大先社長と結婚を約束されながらその約束を果たされないままになってしまった、かつて付き合っていた女性だったのです。

愛は、なんとかリストラや部門縮小のないホテルの立て直しのプランを考え大先社長に告げます。
それこそ、大先社長が本当に考えていたホテルのあり方だったのです。
そのプランに基づき、桐野富士子は従業員たちに発した「大喝!」によって、従業員に賃金の3割カットの了解を取り付けることに成功しました。
大先社長は、愛を連れて株主のところをまわり、ホテルの再建計画の了解も得ます。
スーパーマンの変身したシャツを中に着込み桐野と純と愛に送り出され、大先社長は役員会に望みます。

ホテルの再建プランを役員会で発表するのですが、外資カイザーのCEOによって一蹴されます。
逆に、今まで部下だった総支配人に社長解任の動議を持ち出され、多数決によって大先社長は解任されてしまいます。
愛の母の根回しによって、株主は大先社長の解任動議に賛成してしまったのです。
この場面、以前に三越百貨店の岡田社長が、「なぜだ!」と言って社長を辞めさせられた出来事を思い出しました。
新しい社長は、総支配人が昇格する事になってしまいました。
純と愛は、愛の母の策略に敗北してしまったのです。

自分たちの部屋に帰った純は、沖縄で潰れかけたホテルを経営する父に電話をします。
しかし家族は留守で、その留守番電話に向かって純は語りかけます。
「ホテルの経営って本当に大変なんだね」
「お父さんも頑張ってうちのホテルを守ってね」
「今まで散々ひどいことを言ってごめんね」と。
1人で話しながら、純の目から大粒の涙があふれてきて止まりませんでした。

「純と愛」が始まってから、1番泣ける場面でした。

by k2hair | 2012-12-09 08:26 | ドラマ | Trackback | Comments(0)

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