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金子哲雄さんは、死の直前まで働いていた

うちの店では「女性セブン」という週刊誌を毎週とっているのですが、その中に今月2日に肺カルチノイドのため亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さん(享年41)の連載記事がありました。
その連載とは、「金子哲雄の女性セブンを読めばニッポンと経済が見える」という長いタイトルのコーナーです。

このコーナー、隔週の連載だったのですが、昨日発売された「女性セブン」にありました。
金子さんが亡くなったのは2日、「女性セブン」の発売が4日なので、金子さん死去のニュースは、「女性セブン」発売には間に合わなかったようです。

金子さんのコーナーの中で、金子さんは「新しいパソコンを買いました」と報告していました。
金子さんは、9月から新たな本の執筆に取り掛かっていたようで、モチベーションアップのために、本を書き始める前にパソコンを買い換えるのが、金子さん流だったそうです。
最新のパソコンに向かっていると、いい本を書くぞ!モト取るぞ!というモチベーションがアップするのだと金子さんは述べています。
金子さんの本の執筆は年に2回のペース、つまり年に2回パソコンを買い換えていたそうです。

今回金子さんの記事に、「樹木希林さんが転医治療で乳がんが消えた」という記事への言及がありました。

以下一部引用
樹木さんは鹿児島の民間の病院で治療されました。優秀なドクターは東京だけに集中しているわけではないのです。大病院で優秀な医師が最先端医療によって、標準的治療以外で実績をあげると、周囲から圧力が加わり、独立して開業せざるを得ない。

 しかも薬が入手しにくくなるといった妨害を受けるために、首都圏を避けて地方に開業するケースが多いといわれています。がんとの闘いは情報戦になってきました。いかによいドクターを全国から探し出せるかにかかっています。がんに限りませんが、生き残るには情報力が必要な時代です。


金子さんを侵した肺カルチノイドという病気は、肺がんのような病気という意味の怖い病気だそうです。
記事の中で、樹木希林さんが転院して乳癌を克服したこと対して、癌を治すためには病院を変えることも選択肢の1つだと述べている事と、金子さんが9月から本の執筆の途中であったという事で、金子さん自身も病気と戦いながらも、まだまだ生き続けようといていたことがうかがえます。
志ざし半ばでなくなったことは、金子さんも無念だったでしょう。

金子哲雄さんのご冥福をお祈りします。
by k2hair | 2012-10-05 07:22 | Trackback | Comments(0)

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