これまでに経験したことのないような大雨
2012年 07月 13日
このような表現を気象庁が使うのは今回が始めてのことだ。
昨日の熊本県の阿蘇乙姫(アソオトヒメ)地区のアメダスの時間ごとの雨量の観測では、
0時 15.5 ・1時 51.0 ・2時 106.0・3時 87.0・4時 95.5・5時 96.0・6時 24.0・7時 16.5 (数字は、mm)
2時から6時にかけて、100mm前後の雨が4時間も降り続いたということです。
気象庁による1時間あたりの雨量の表現によると、
30mm以上50mm未満の雨で「バケツをひっくり返したように降る」イメージ
50mm以上~80mm未満の雨で「滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)」イメージ
80mm以上の雨で「息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる」イメージとなっている
80mm以上の雨は恐怖すら感じる雨だということで、100mmほどの雨が4時間も続くということはいかに恐ろしい雨だったことだろう。
私の嫁さんの妹が阿蘇の近くの菊池市に住んでいる。
妹に聞いたところ、昨日はあちこちで土砂崩れがおきて、仕事にも行けず、子供の学校も休校になったそうだ。
ニュースで伝えられた、土砂崩れで家が押しつぶされた後に救助された家は、妹の家の結構近所での事だったそうだ。
今日も九州に大雨が予想されている。
どうか、もうこれ以上被害が大きくならないことを願うしかない。