時代劇アンコール「華岡青洲の妻」   

2012年 02月 27日
先週の金曜日からアンコールドラマとして時代劇の「華岡青洲の妻」の再放送が、始まりました。
去年の4月に癌で亡くなった田中好子さんの代表作のひとつです。

去年に田中さんが亡くなったあと、私のブログに次のように書き込んでいます。

私は、キャンディーズには興味がなかったが、後年役者になられてから本当に棲い女優さんになったなと思った。
田中好子さんといえば「ちゅらさん」のお母さんの役が有名だが、私が一番印象に残っているのは有吉佐和子原作の「華岡青洲の妻」というドラマでの青洲の母親役だ。
華岡青洲は、江戸時代に世界で最初に乳癌の手術に成功した医者だ。
そのような手術をするには、どうしても麻酔が必要だった。
青洲には、二人の妹がいたが、一人は乳癌、もう一人は首にできた血瘤の病で亡くなる。
麻酔の発明にもう少しの所まできていた青洲には、麻酔の人体実験が必要だった。
青洲の妻と母は競い合って献体を申し出る。
その甲斐あって、麻酔の薬「通仙散」が出来上がるのだが、妻は薬が効きすぎたため失明してしまうという結末の壮絶なドラマだった。

田中さんが、乳癌を発病したのが平成4年というから、このドラマの13年も前だったようだ。
だからこの時、田中さん自身も乳癌と戦っていたのだ。
このドラマでの鬼気迫る演技は、乳癌の手術の成功ために我が身をもって尽くした青洲の母になりきっていたからこそ、あの演技ができたのだと思う。
この「華岡青洲の妻」というドラマは、田中好子さんの代表作だと思う。
追悼の意味で、ぜひこのドラマを再放送してもらいたいものだ。


NHKの関係者が私のブログを読んだかどうかはわからないが、私の気持ちが通じてこの素晴らしいドラマをもう1度見ることができるようになりました。
NHKの方には感謝します。

全6話のうちまだ1話が終わったところでこれからがドラマの核心部分です。
田中好子さんは、凛としていてとても美しい。
ロケ地には、京都の美山のかやぶき集落が使われています。
まだ、このドラマを見ていない方、ぜひご覧になってください。

 放送予定:NHK総合 毎週木・金曜日 午後4時05分から
 ※国会中継などによって放送日程が変わることがあるのでご注意下さい。

by k2hair | 2012-02-27 06:46 | ドラマ | Trackback | Comments(0)

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