九州の剣道 強し!
2011年 11月 06日
11月3日の全日本剣道選手権大会のベスト4のメンバーは、
優勝 高鍋 進 神奈川
準優勝 東永 幸浩 埼玉
3位 岩下 智久 千葉
3位 内村 良一 東京
一見すると関東の選手ばかりですが、出身地で見ると準優勝の東永選手が鹿児島県出身。
あとの3人はすべて熊本県出身なのです。
ベスト8のうちでも出身地で見ると6人が九州出身。
さらに驚いた事に、最近の優勝者は、平成18年 内村良一 、平成19年 寺本将司 、平成20年 正代賢司 、平成21年 内村良一 、そして平成22年、23年と高鍋進と今回2連覇を達成した高鍋選手の快挙を含めて6年連続で熊本県出身の選手が優勝している。
おととしの剣道世界選手権大会では、団体戦で日本は前回の雪辱を果たし優勝したのだがそのメンバーは、
先鋒 正代選手、次鋒 木和田選手、中堅 内村選手、副将 高鍋選手、大将 寺本選手
次鋒の木和田選手が三重県出身なのだが、他はすべて熊本県出身。
熊本県出身の選手が、全日本剣道選手権大会を6年連続で優勝しているので必然的にそうなったのだろう。
今回の全日本剣道選手権大会で驚いたのは、準優勝した鹿児島県出身で埼玉県警の 東永 幸浩選手だ。
失礼ながら、今回の大会まで知らなかった選手だ。
身長も結構あるのだが、体重は95kgとアナウンスされていた。
明らかに今まで上位に入っていた選手と体格が違う。
準決勝では、過去に優勝を2回している内村選手に面2本で勝利した。
決勝で、高鍋選手に1本負けしたのだが、東永選手の打突でどうして旗が上がらなかったのか判らない打ちもあった。
大柄ながら打ち下ろしは非常に早く、中心を強くとり相手を圧倒する構えは迫力があった。
準々決勝で、対戦した相手の選手は東永選手の剣先に圧倒され場外に2回でて反則で1本取られていたぐらいだ。
自分とはレベルが違いすぎるが、いい勉強をさせていただきました。