山形県左沢高校女子剣道部
2011年 08月 28日
左沢高校女子剣道部は、山形県の県大会で28連覇しており今年も優勝すると29連覇というはずの放送だったと思うのだが、準決勝で敗れてしまい3位に終わる。
番組の意図としては恐らく29連覇を達成した場面を写し、どうすればこのような強豪チームを毎年作り上げる事ができるのか、という放送にしたかったのだと思う。
この番組のディレクターにすれば、優勝できなかったのは晴天の霹靂だったのだと思う。
団体戦は敗れたが、個人戦は五十嵐さんが優勝、もう1人の3年生工藤さんが準優勝している。
しかし、番組は個人戦の話題には触れずじまいだった。
この番組は、主将の五十嵐蕗さんにスポットライトを当てて番組が作られていた。
番組の取材の頃は、手の骨にひびが入っており、1ヵ月以上稽古できてなかった。
県予選の時も恐らく痛みをこらえての出場だったのだろう。
左沢高校女子剣道部は、全員が監督さんの家の隣に建てた寮で生活している。
しかも、メンバーは他県からの選手がほとんどだ。
左沢高校剣道部のホームページに7月の福岡で開催された、玉竜旗のメンバーが紹介されている。
五十嵐 蕗(3年・新潟・燕中)
工藤礼佳(3年・山形・陵南中)
石附紗織(2年・新潟・石山中)
平松萌花(2年・兵庫・和田山中)
立澤優伊(2年・東京・立石中)
図末杏菜(1年・千葉・幕張本郷中)
この試合が、五十嵐さんの高校の最後の試合だった。
4回戦で敗れ、五十嵐さんの高校での試合は終わった。
選手達は、みんな親元を離れ剣道のために遠い山形での生活を送っている。
寮では、5時に起きて、学校に行く前にも寮の隣に監督さんが建てた道場で稽古をする。
左右バランスよく使えるように、選手は利き腕の反対の手に箸を持ち食事する。
まさに、24時間剣道漬けの生活だ。
監督さんも大変だと思う。
35年も左沢高校剣道部の顧問を続けられていて、28連覇を成し遂げられたのだから・・・
番組では恐い監督さんに写っていたが、本当は心優しい方なのだと思う。
長年にわたり生徒達を預かって、親代わりになってずっと育ててこられた。
これは、生半可な気持ちではできないだろうし、家族も大変だったと思う。
五十嵐さんは、新潟の燕中3年のときに主将として全国大会で優勝している。
その時の優勝メンバーの高橋萌子さんは、茨城県の守谷高校に進み、今年のインターハイで、団体と個人のダブル優勝を成し遂げている。
五十嵐さんには、大学に行って、また次のステージで彼女達と戦って頑張ってほしいと思う。
今年は1人しか1年生が入ってこなかったので心配してます。
お邪魔しました。
コメント有難うございます。
近所のK2さんって美容室ですか?
実はうちの少年剣道も団員が減っています。
少子化と不景気のせいもあると思います。
仕事で旅行に行けるなんて羨ましい。
お仕事頑張って下さい。