オクトパス先生   

2011年 04月 20日
朝の連ドラ「おひさま」が面白い。
中でも異才を放つ俳優がいる。
主人公陽子の通う女学校の英語教師オクトパス先生こと飯田先生を演じる近藤芳正だ。
この先生の髪型は、お札の夏目漱石そのものだ。
夏目漱石も英語教師だったのでそのイメージを踏襲しているのだろうか。
このオクトパス先生は、しょっちゅう教壇を指棒でバシッと叩き、「女の癖に・・・」というのが口癖だ。
陽子たちは常に反感を持っており、陰でオクトパスとあだ名を付けている。
たしかにこの先生、鼻の穴が正面から丸見えで怒ると口をとんがらせる、確かに蛸のようだ。
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あるとき陽子が何気なくオクトパスと言った事でオクトパスというのは自分のあだ名だと気が付く。
その時、「オクトパスとは、私の事ですか?」と陽子に尋ね、そうだと判ると陽子にオクトパスの発音が間違っていると言う。
みずから、「オゥクトパスッ」と口を尖らせて正しい発声をし、陽子が正しく発声できないと「ちが~~ぅっ」と言って何度もやり直させる。
その怒るでもなく顔色ひとつ変えずに発声の見本を見せる様子が、いかにもプライド高き先生らしくて面白かった。

近藤芳正という役者は、脇役でいろんなドラマで見かける。
どちらかというと面白い顔なんだが、1回見ると忘れない顔だ。
この「おひさま」では、とくに気合が入っているようで本当に存在感のある演技だ。
今後、戦争が激しくなるにつれて敵国の言語を教える英語教師として苦境に立つらしい。
プライドの高い人物なので、これからその様子の変化の演技に注目したい。

訂正:オクトパス先生と同じ髪型のお札の偉人は、夏目漱石ではなく野口英世でした。
野口英世は明治生まれで、おそらくオクトパス先生の時代と符合するのでしょうね。

by k2hair | 2011-04-20 06:55 | ドラマ | Trackback | Comments(0)

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