先日の13日(日)に全日本選抜柔道体重別選手権が終わり、その日にオリンピックの柔道の代表が決まりました。
【男子】
60kg級 平岡 拓晃(学校法人了徳寺学園職員) 二回目
66kg級 海老沼 匡(パーク24) 初出場
73kg級 中矢 力(ALSOK) 初出場
81kg級 中井 貴裕(流通経済大学4年) 初出場
90kg級 西山 将士(新日本製鉄株式会社) 初出場
100kg級 穴井 隆将(学校法人天理大学職員) 初出場
100kg超級 上川 大樹(京葉ガス株式会社) 初出場
【女子】
48kg級 福見 友子(学校法人了徳寺学園職員) 初出場
52kg級 中村 美里(三井住友海上火災保険株式会社) 二回目
57kg級 松本 薫(株式会社フォーリーフジャパン) 初出場
63kg級 上野 順恵(三井住友海上火災保険株式会社) 初出場
70kg級 田知本 遥(東海大学4年) 初出場
78kg級 緒方亜香里(筑波大学4年) 初出場
78kg超級 杉本 美香(コマツ) 初出場
オリンピックの柔道の代表になるためには、世界ランキングで男子22位以内、女子で14位以内に入っていないと出場の資格が得られないという非常に不可解な制度が、今回のロンドンオリンピックの選考から導入された。
本来なら、全日本選抜柔道体重別選手権で優勝した選手がそのまま選ばれるというのがガチンコ勝負で分かりやすいのだが、ランキング制の存在には疑問を感じる。
とても残念なのは、今回の全日本選抜柔道体重別選手権男子90kg級で優勝した加藤博剛がオリンピックに出られないことだ。
加藤は、男子90kg級の日本人の世界ランキング2位の西山大希、3位の西山将士、4位の小野卓志の3人の世界ランカーをすべて倒して優勝した。
先月の体重無差別で争う全日本柔道選手権でも加藤は40年ぶりに中量級の選手が優勝するという快挙を成し遂げている。
加藤は、千葉県警の警察官であるために国際大会に出場しにくくて、世界ランキングのポイントを稼ぐ事が難しいのが原因かどうかは判らないが、ランキングのポイントはゼロ。
しかし、警察官であるからオリンピックに出ることができないというのはおかしい話だ。
日本の柔道連盟は、加藤の実力を過少評価して国際大会に送り込まなかったのだろうか?
今回オリンピックに出場する選手に警察官は1人もいない。
このような状態だと、ますます柔道選手の警察離れが進むのだろう。
男子100kg超級はもっと深刻だ。
男子100kg超級の世界ランキングのベスト10に日本人はいない。
オリンピックに出るための世界ランキング22位以内を男子100kg超級で満たしているのは、12位の上川大樹、13位の高橋和彦、19位の鈴木桂治の3人だけ。
今回代表になった上川大樹は、全日本選抜柔道体重別選手権の決勝で世界ランキング75位の七戸龍に2回も投げ飛ばされて負けた。
3人の中で1番上位にいた上川が選ばれたわけだが、今の消極的な上川より今回優勝した、勢いのある七戸のほうがいいと思うが、七戸は世界ランキング75位と出場資格なし(泣)
柔道のランキング制導入は次のオリンピックからやめてもらいたいものだ!